「いろいろなことがあったけど本当にたのしかった!
 もう思い残すことない!ありがとう!」
そういうふうに最期をむかえるためには
悲しいことも必要な条件で
でもここ何ヶ月はキャパオーバーを忙殺されることで無視したまま
満たされて愛されて大切にされているから
ギリギリでもバランスを欠くことなく綱渡りできた
受けとめてもらえる安心感があったから
でもキャパオーバーは事実で父親の行動に揺るがされて落っこちた
朝から泣いて喚いてビューラーを二度する気にもなれなかった
19歳のころはもっとそういうのが頻繁にあって
床に突っ伏して吐きそうなほど泣いたり物を手当たり次第投げたり
車で逃走したり何が気に食わないって掘り起こせば物心ついたときから数年分はあって
離れて暮らしただけで根本的には何も変わってなかった
歩み寄れないから離れたんだったね
忘れてた
わたしにはだいすきな人はたくさんいるけど
家族にやすらぎを求められないなんてかなしい
でも泣き喚くわたしに何も言わず外へ出た父親の姿を見てもうだめだと思った
謝る謝らないの問題じゃなくてわたしとちゃんと向き合ってよ
不器用な人なんだよっていう月並みなことは言わないでほしい


3日間くらい消息不明になりたいです
あーもーやだー
強制されることがたくさんありすぎてどうしよう
しゃべらなくていいから誰かと暮らしたいな
体温で会話したい


ISO1600のフィルム買ったのに感度設定を400にしたまま撮ってた
設定が400だと1600より光の量が多いから
感度のいい1600のフィルムを使うと白く飛ぶのかな
何にせよあまり期待しないでおく
あの彼の横顔は心の印画紙に焼き付けておく
コダックよりフジのフィルムのほうが格好良くて好きよ