電話してる男の人のくちびるにキスをするのが好き。
それで口をふさいでいる間に
電話の向こうの人が「もしもーし」なんて言ってたら最高。


彼に電話した。
呼出音すら鳴らなかった。
「いま電話しようかと思ってた」
こういうタイミングが合うのって顔がにやついちゃう。
ぐだぐだ雑談して20分くらいして切った。
なんだかもっと全部ひろってあげられるくらい、
反応のある女の子を目指さなければならないと思った。
あと彼があたしのことを通称でなくて
名字呼び捨てしたのも気になった。
あした会うのだけどあしたの目標は
「自分のペースに1回でも巻き込む」
なのであした彼がまた名字で読んだら
通称で呼んでごらん、と言ってみよう。
あしたは久々に太陽の出てる時間に彼と会う。
「頭いいよね?」
「まぁそこそこ」
「じゃあ勉強教えてよ」
ということで部屋でお勉強会になりました。
テスト勉強しつつ彼のお勉強も見ます。
日本史以外はまかせておくれ!
英語だって接頭辞・接尾辞から教えちゃうゾ☆
それにしてもあたしは彼より頭がよくていいのか。
そもそもあたしも彼もそんなこと気にしてない。
彼は専門的な知識があるし、
あたしもそこそこのアカデミックな知識がある。
今回は彼の足りないところを補うということで。
心理学でいうところの相補性。
類似性は5年も知り合いだったらそこそこ知り尽くしているわけで、
あとはどれだけ補えるかが問題なのです。
ということで補ってきます。