お父さんとの会話は疲れてしまう。
お父さんの質問に違和感を感じるのはきっと
調べればわかることを質問されているからだと思った。
学校はいつからどうのこうのだとかの事実ではなく、
ある事柄に対してあたしの心がどう動いたかとか
そういうあたしに対する質問にあたしはこたえたいのだと思った。
そしていま思えばあたしもお父さんに対してそういう質問をしない。
いつだったかあたしがひどい泣き方をしたときに
お母さんがあたしをなぐさめながら
「お父さんはどう思う?」
ってお父さんに訊いた。
お父さんは結局こたえなかった。
そのときにあたしはもうお父さんにあなたは
どう思うかということについて質問することに絶望した。


ああ今日の話はまわりくどいな。