もう24時間で一瞬も頭をよぎらない日がたまにある。
忘れていくのはこわいけど、普通にしていればそうなのである。
あたしはあのときに好きって言えたらよかった。
でも君はきっとあたしの気持ちにこたえないんだ。
キスのあとのごめんで容易に想像できてしまった。
彼女とはどうなったの?もう結婚した?
本当は君と同僚になってあたしがきれいになって、
結婚した君を振り回したあげく捨ててしまうのが理想だけど、
昔はああだったね、なんてお酒飲むくらいでもいいんだよ。
若かったね。あたしは15歳だったね。
あたしはあのとき悲しかったよ。
あのときは何を思ってたの。
こうやってときどきヤツを好きでたまらなくなって、
半ばパニックで文章にして電話はできなくて、臆病で、
ヤツが結婚したと知ったら電話すればよかった、なんて思うんだろうな。
もうあたしは傷付けられたくない。
傷付けられるくらいなら思い出して悲しんだりしてるほうが何倍もいい。
ヤツのことを考えなくなって進路に悩む。

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朝起き上がれなくて長い時間まどろんでいた。
時間どおりに行動できないことがくやしい。
もういっぱいいっぱいでヤツに電話したくなった。
でもしない。つめたくされるからしない。
あたしは悪気のないことでも今なら誰でも理不尽に
わめきちらすことができそうなくらいにいっぱいいっぱい。
たまにでもヤツはあの秋のことを思ったりするんだろうか。
会いたいよ。
あたしにはやっぱり君しかおらんよ。


最初の担任の授業はでなかった。
次の授業がはじまるまで図書室で時間をつぶすことにした。
枕草紙の現代語訳を読んだりした。
帰りに借りて帰ろうと思って結局忘れた。
学校に卒業した友達がきてて久しぶりに喋った。


化粧品を買いました。


あの人にシフト確認を頼んだら返事で目を疑った。
いくら人手不足でもそのシフト・・・。
今週授業2コマ休んでます。
こうやって人は勉強からはなれていくのね、と思います。