電車を降りたときにギャルに絡まれてしまった。
あまりにも嫌な印象を受けて、泣きながらパンを買いました。
ずっとえぐえぐして学校をフラフラ。
やっと落ち着いてきたときに可愛い人に会って、
どうした?の言葉に涙腺は過剰なくらいに反応。
どうせ人前で泣くなら可愛い人の目の前で泣きたかったのだ。
そうしたら特別にかまってもらえるから、なんて
ズルいことを考えてた。
今日は授業は出なかったので欠席になってると思う。


可愛い人が一緒に帰ってくれるというので、
時間まで結構あったので取り置きのワンピースを引き取りに行った。
あたしと可愛い人の住む街はまったくの反対方向なのだ。
ホームは向かい側のはずなのに一緒にきてくれた。
「まさか**駅(地元の駅)まで送ってくれたりする気じゃないよね?」
「そのつもりだけど?」
「ダメだってば」
「なんで?」
「なんでって・・・迷惑かけすぎてる、こんなの」
本当に地元の駅まで送ってくれた。
信じられない。なんでそんなに優しいの。
可愛い人は本当に意地悪とかしなくてはてしなく優しい。
こっちが悲しくなるくらいに優しい。