友達と直方に行ってきた。
というのも当たりすぎてきもちわるいという
占い師さんに会うため。


細い道を通って寺の駐車場に止めて
身内の人間を装うための呪文を友達から教わって、
納骨堂や墓地をそろそろと歩き
けものみちを潜り抜けるとそこに…


あ、あれ?


ない!


奥に進んでも民家に突き当たるばかりで途方にくれていると
詳しい場所を知る人と友達がやっと連絡がとれて、
その通りに辺りを見回すと小屋が建ってた名残が…!
どうやら占い師さんはいなくなったみたいだった。
占い師というより超能力者らしくそれもこわいけど、
帰り道にすれ違った気が狂ったように
奇声を発している老人のほうがよほどおそろしかったです。