昨日の彼は途中から目を閉じて電話していたようで
6時過ぎたころにまぶしいとつぶやいた。
それを思い出して暗闇の中で彼は
あたしの声だけ聞いてたのかと思うと胸がいっぱいになる。


2年前の卒業式当日、彼のお父さんは倒れた。
あたしは昨日電話でその話を聞くまでまったく知らなかった。
お互いに家族好きなのでしんみりした空気になると
「や、大丈夫よ、今ではズル休みの口実としても使えるから」
なんて彼は笑った。
あんなに家族が好きな彼が大丈夫なはずない。
なのにあたしは卒業式のときの彼をそっけないと感じたり
ああ、なんと自分勝手なのだ、と思った。


彼はとても人間として尊敬できる。好き。



20世紀少年』を観てきました。
蔵之助さま!
でも本編から気がつけば妄想でトリップしてしまう。
非常に恐怖感をあおられる映画ですた。