昨日の夜のどうでもいい男からの
電話でイライラのメーターが振り切れた。
「電話していい?」
「あと20分くらいならいいけど」
ヴーヴーヴー・・・(常にバイブ)
「はい」
「いやぁ、ごめん
 (前のことをいろいろ話して)こうじゃないかって思って」
「別にそんなこと思ってないし考えすぎだよ
 てゆかあたし腹立ってるときは何にでも腹立つ」
「はぁ?それむかつくんだけど」
なんであたしが勝手にむかつかれにゃならんのだ。
誰だってそうじゃないか、些細なことが気に障ることないのだろうか。
(中略)
「俺、**(あたし)に告白したけど好きとは言ってないしね
 ってか好きじゃないし」
「・・・ふーん」
そのあと一度電話を切ったのだけど、
好きじゃないということが気になってかけなおした。
でもつながらなくて携帯放置してたらまたかかってきた。
「好きじゃないって、何?
 あたしの中ではいま好きじゃないも嫌いも同等なの
 必要とされてないのと一緒
 必要とされてないとか聞きたくない
 好きじゃないとか好きとかもう言わないで」
でもその子はずっと「でも」と返す。反論ばかり。
昔のことまで掘り返してきてこの人はあたしに何をしたいんだろうか。
「あたしね、いま仲のいい子と喧嘩してるしね
 今まで仲良かった子とも喋ってない、喋れないの
 勉強もうまくいかない、何もうまくいってない
 だから精一杯だから人の気持ちまで考えられない」
「じゃあ、俺は・・・俺の状況は」
「聞きたくない」
「でも・・・まぁいいや」
ひどく、女々しい。
興味のある人に好かれようという気がないのか。
あたしに何を求めてるの?
好きじゃないなら何でかまったりするの?
女友達が少ないとかそういうことじゃなくて、
根本的に重くてひねくれてて面倒。


でも、あたしはこれではじめて想われる立場を知ったのだ。
彼もこんな気持ちだったのだ。
次から次へと処理しなきゃいけないことがあって、
それなのにこういう判断に襲われていく。
だからもう核心をつかないことにしたあたしの決心は正しかったと思った。


昨日の夜の出来事が今日の出来事より多いのはどうなんだろう。
そんなわけで今日のバイトは超機嫌悪かった。
バイトにもデリカシーのない昼ホールの男がいるので8割無視。
今日何か言われたら絶対仕事できなくなりそうだったから。
前にバイト入ったときの会話。
「何cm?」
「あーサバよんで155cm」
「いや、こっちこっち」
といって胸を指す。
はぁぁぁぁぁぁ?!?!
死ねばいいのに!と言い放ってやりました。
よく9歳も年下の現役女子高生にそんなことが訊けるな。



あー、デリカシーのない男死ねばいいのに。
人口減るし住みやすいだろうなぁ。