出席はそんなに心配する必要はなさそうだった。
先生や実際に大学に授業をうけにいってる友達に相談したら、
出席率がそれほどひどくなければいいみたいだった。
毎年定員割れらしい。
「**大に行きたいんで、どんな感じかなって知りたくて
 先生になりたいんでそこが第一志望です」
「何の先生に?」
「中学校の英語です」
「そっかー、あの大学はすごく親切だよ
 それほど行きたいなら行ったほうがいいよ、絶対
 入試のときも有利になるだろうし、顔つないどきなさい」
結構先生も推してくれそうな感じです。
資料を見せてもらった。あ・・・ありがとう先生!


同じクラスの男の子からはハンバーグとチョコを、
隣のクラスの男の子からはスパゲッティを、
先生からはアーモンドチョコもらいました。
餌付けされてます。


何もないと思ってた同じクラスの女の子は路上でライブをしたりしてて、
この学校に通ってる人は多才だと思った。
もう弾かないアコギをあげよう。
その女の子からMDを借りた。東京事変
何もないあたしは、勉強を頑張ろう。


夜遅くまで学校に残って地元が一緒の男の子と帰ってきた。
学校の前でその男の子の友達が中学生みたいで笑えた。
「その隣の子、彼女でしょ?」
「違うって!」
「こら、彼女かわいそうだろ!」
「違うよ、あたしと地元が一緒なだけの友達」
否定するから余計言われるんだよ。
でもあたしが肯定しようとは思えない。あたしはヤツだけが好き。
嘘でもそんなことは言いたくないし、言えない。
神様はそんなとこまで見ている気がする。
途中ネタなしで沈黙。
あたしは結構沈黙が気にならないほうである。
余程嫌いな人でなければ何十分沈黙でも一向に構わないし、
好きな人との沈黙は心地よかったりもする。
でも目の前で今、ヤツが黙り込んでいたらあたしはきっと何かを喋る。
好きなのにかわりはないけれど、沈黙はいたすぎる。


あのときほど純粋に好きと思えなくなった。