日付が変わってから眠ったので当然時間どおりに起きれず。
8時に目が覚めた時点で授業にでる気をなくした。
授業がはじまるころに地元の駅にいた。
電車に乗りながら、今日見た夢のことを考えた。


名前は杉山といった。
お店で出会ってあたしはなぜか彼の部屋に行った。
彼の部屋にはあたし好みのジャージが2着ほどあって、
欲しいといってねだってみたけどくれなかった。
今度は友達とそのお店にいるときに偶然また会った。
声をかけたら「話し掛けるな」と言われた。
悲しかった。
忘れようと眠って目を覚ましてからノートにふせんが貼ってあるのに気付いた。
「11:30 杉山 会いたい」
その時間に杉山から会いたいと電話があったのだとわかった。
でも、いつのことなのかわからない。
眠っていた間のことなのか、数日前のことなのか。
数日前であたしが会いに行かなかったのだとしたら、
杉山が怒る理由が成立するな、と思った。
それから場面はかわって、家だった。
壁に無数の蜂の抜け殻がはりついていた。
気が狂いそうになって何度も叫んだ。
まだ生きているのも、まさに今飛び立とうとするのもいた。


最初の授業は完全に放棄した。
担任には嘘をついた。
「朝気分悪くなってちょっと休んでました」
今日の授業はそれのほかにあとひとつだけだったからそれには出席した。
隣の高校のラジオ体操が激しくてとても面白かった。
「**高校は軍隊」
軍隊のようだなあ、と思ってメモしておいた。
あとで友達にノートをコピーさせて欲しいと言われて貸した。
消しゴムで消すのを忘れていて笑われた。


進学はするかわからないくらい曖昧なバイトばかりしている友達に腹が立った。
「あんたもバイトしたらいいよ」
「今年は勉強頑張るって決めたの」
「来年も、再来年も同じこと言うよ」
「再来年は受験だから言うけど、来年は言わないよ」
「どうだか」
あたしは進学する気でいるから、バイトよりは勉強をしなきゃならないのだ。
それに病気もいい状態とは言えないのに、そんな余裕はない。
今でさえ家に眠りに帰っているようなものなのに。
あなたはあたしと違って顔が整っているし、多方面で色々活躍しているし、勉強しなくたって生きていけるでしょう。
でもあたしは顔も人並み、たいした才能も持ってない。
だから勉強だけはできるようになりたい。
後から腹が立ってくるタイプなので困ります。昔からそうです。


この時期はどんな人に話し掛けられても悲しいし腹立つし、どうしようもない。
もう4回目なのに受け入れることもできない。
それでも去年はヤツが助けてくれてたのにね。