友達の学校の体育祭に行った。
友達の学校の友達に姉です、なんて言って
騙そうと思ってたら騙す必要がなかった。
「あ、お姉さんですか?」
「ウフフ、姉です」
勝手に姉だと思われてた。
日差しが強かった。


2時に予約していた美容室に行った。
カット・カラー・パーマ・トリートメント。
6時間軟禁状態。
秋らしくなるようにバイオレット系カラーにしてもらった。
鏡を見ていたら素晴らしく日焼けしていることに気付いた。
美容師さんは雑誌を見てこんな感じとも言わずに
あたしの髪を巻きつけていたので言い出せなかった。
でもあたしが求めてたのはこれなのよ!って感じの仕上がり。
前髪は眉上にしてもらった。
会計をしているときに男の美容師さんに、
「昭和63年生まれですよね」と訊かれた。
「見えませんか?」
「20歳くらいかと」
グッバイ諭吉。ハロー初対面で年相応に見られない顔。


日焼け対策を怠ったのでリキッドファンデを買うはめになった。
悲しい出費だ。
でも頬だけ塗らなければチークいらずで、
悲しむべきかよろこぶべきか迷う。